『スピードラーニング』を開発した際の大きな目的は「教科書通りではない本当に現地で話されている、本物の英語が詰まっている教材を作る」ことでした。当時英語版のシナリオ制作にあたり、私は家族とともにアメリカに渡り、そこで生活を始め、現地で遭遇した出来事、エピソードをそのまま現地の言葉で編集したのです。私はその後、『スピードラーニング』と同様に聞き流すだけで、中国語もマスターできることを確認しました。
しかし、英語のために作られた『スピードラーニング』のシナリオを中国語に置き換えるだけでは「本物の中国語」にはなりません。『スピードラーニング』中国語版の試作品制作当時は、残念ながら中国の実生活に根ざした中国語の教材を作ることは不可能でした。
ところが今回幸いにも、縁あって東山 凱(ひがしやま かい)氏との出会いがあり、状況が好転しました。東山氏はもともと中国の方ですが、数々の日本企業、自動車メーカー、飲料メーカー、精密機器メーカーなどの中国でのCM制作に数多く携わり、NHKの中国語会話の番組に出演。現在は日本に帰化し、在日中国人のための放送も手掛けるなど、日中両国で多方面にわたり活躍されている方です。私どもにとって東山氏のような方に『スピードラーニング中国語』の制作に協力していただけることは、大変幸運でかつ光栄なことでした。東山氏の協力のもと、シナリオ制作を始めナレーターの手配などが思いもよらぬほど順調に進み、商品化に至ったのです。
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